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vol.7

dフォトヒント

鈴木さや香の
ワンポイントレッスン

「ママと君のはじめてBOOK」

不安と緊張、そして痛みを超えてママになったあなたへ。またプレママのあなたに贈る「生まれてすぐの赤ちゃん写真の残し方」です。はじめてのことが多く、そして疲れや眠気であっという間に半年が過ぎてしまいます。新生児期の体重はあっという間に3倍近く増えます。新生児期を撮り逃がさないため、気軽にできる写真の撮り方残し方を、赤ちゃん写真を得意とする写真家の鈴木さや香がお伝えします。

1. はじめまして、ママです。病院でのご対面。

*産む時や産んですぐは家族が撮ってくれますが、退院までは数日あります。そんな病院での写真はママにしか撮れない貴重なモノです。

例えば、産んだ日の夜。はじめての赤ちゃんとの時間など。その時、そのままの感動で無理に考えずにシャッターを押してみてください。1枚押せば1枚残ります、でも1枚も押さないと何も残りません。。。この1枚がとても大事!例えば出産の時に飲んでいたペットボトルさえ、後に愛しく見えてくるので不思議です。

*新生児の時は寝てばかり。動かないのでシャッターチャンスです!これから訪れる写真撮影の練習をはじめましょ。小さな足や手も撮ると、成長がわかりやすくなります。

*そうはいっても表情も変わらないし、どんな時に撮れば良いのだろう?という人には、お話しながら撮ると、タイミングがつくりやすいのでオススメです。

例えば、病院の窓から 夜景が綺麗だね とか

授乳記録などといっしょに、いっぱい飲んで大きくなろうね など。ママとして心に思ったことを言いながら撮ってみます。そうすると、より思い出の強い写真になります。

2. はじめまして、ママです。我が家へようこそ。

お家に迎える赤ちゃんにママはやる事がいっぱい。例えばお洗濯。水で洗って干す小さな小さなお洋服。今までと違う変化が訪れます。シャッターチャンスです!

*今までと変わらない部屋も君がいると何か違う。そんな「不思議だな」と思う事を写真におさめてみます。昨日までいなかった小さな可愛い家族。また、産まれてまだ間もない時の出生記録は家族と一緒に協力して撮影すると、そのやさしい想いも写すことができます。

*赤ちゃんグッズも成長の証。年齢とともに変わっていくアイテムを撮っておくと、あとで見返した時に懐かしさを感じます。

*お昼寝。やっと寝てママも一息つけるときですが、すぐにささっと1枚パシャリ。あまり時間をかけると起きちゃうので素早く1枚が成功の鍵です。

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撮った写真はプリントしよう

スマートフォンのおかげで、いつでも気軽に撮影できるようになりましたが、その撮りたまった写真、プリントしていますか? 画面の中だけでなく、フォトブックやプリントなど、手に取れる形で残すと、宝物のように愛着が湧いてくるから不思議です。dフォトなら、月額308円でフォトブック1冊かL判プリント30枚を作れるので、宝物が毎月増えていく楽しみを味わえます。家に飾ったり、おじいちゃんおばあちゃんに贈ったり…と、思い出を見える形で共有するのも良いですよね。ステキな写真が撮れたら、ぜひ形に残してみてください。

鈴木さや香

一児の母。東京造形大学卒。映像演出の葉方丹氏・写真家山岸伸に師事し独立。現在、作品を発表しながら、写真雑誌や広告写真などを中心に仕事をしている他、写真教室等の講師を担当。子どもや赤ちゃんのポートレート撮影を得意としている。広告:ベネッセコーポレーション こどもちゃれんじ等 WEB:キヤノンEOS kissx9i スペシャルサイト「君をカメラで」等 著作:これからはじめるデジタル一眼カメラの撮り方手帳 や キヤノンEOS kissx8i子育てカメラBOOK、子どもとたのしむプリントブック等がある。